一夜だけの花
月下美人が、夕方に芳香を漂わせはじめ、20~25cmの花弁を2個持っていたらしい。
この花は施設を訪れたお客様が寄付されたと社長は言っていた。
つぼみは初期は垂れ下がっているが、開花直前になると自然に上を向き膨らみだす。
手入れをきちんとすると2度咲くらしいが、常だと、花は年に1度しか咲かないようだ。夜に花を咲かせ、一晩しか花を咲かせない事で有名だ。花がとても大きく純白色で、名前通りに美人の花。香りが強く、匂いで花が咲いてる事によく気付くという。その場にいれば見えたのだが少し残念だ。
夕方になると蕾が膨らみ始め、暗くなるとだんだんと花が開いて来るが、開花する時に耳を清ますと、花びらがこすり合って音が聞こえるという。
開花中の花、開花後のしぼんだ花ともに食用にできるようだ。
咲いている花は焼酎につけると保存でき、台湾ではスープの具として使われるという。
また開花後のしぼんだ花を豚肉とともに炒めてもよいらしい。
我が家の玄関に昨日かって来た団扇を飾った。
おじいさんとおばあさんが座って話をしているようだ。
「人生これから のんびりいこうよ」と・・・