杜植物園(希望の丘)
「ようやく90歳になりました~!」と耳を疑うような会話から始まり、「この山を日本一の植物園にするんじゃ~!」と、本当に何んてスゴイ事を考えてる人なのだろうと驚いた!
また、私がここの植物園に訪れたとき、先生はこのようにおっしゃっていた。
何度か来ているうちに「トイレが壊れたので、今修理して水洗トイレにしとるんじゃ~」と!
「一体この方は、何時まで生きるつもりなんだろう??」・・・失礼
お話をしているうちに、おばあちゃんも元学校の先生だったと記憶しているが、そのおばあちゃんとお二人で学校の先生を退職された後に、神山に帰り農業をされていたが「折角豊かな環境やけん、植物園やろう!」しかし、おばあちゃんは「小さな植物園だったらあかんよ!将来子供たちにも植物に興味を持ってもらえる植物園を作りましょう!」と、二人で頑張って20年あまり念願の杜植物園を開園された。
しかも、ここの杜植物園はお金が要らない無料の植物園だ!
退職され植物園が出来たのは79歳、おばあちゃんは76歳!本当に大変ご苦労された日々を送られたことだろうと頭が下がる。現在94歳!医者知らず!
(一つずつ園内に植えてある木々等、丁寧に名前を書き加えたのも、おばあちゃんのアイデアだ!)
2005年の5月におばあちゃんは亡くなられ、どうなされるのかな?と思っていたが、奥さんが花を好きだったのでおばあちゃんの分まで頑張ると言っていた。笑顔のステキなおばあちゃんだった。
園内には「希望の丘」があり、そこに上ると石碑がある。
その石碑にはある言葉が刻まれている。
(それは是非そこに行ってこのブログを読まれた皆さん自身で、読んで欲しい!本当に教えられる言葉だと思う!)人は・・・限り・・・・失望・・・
毎年、春のレンギョウ祭りでも知られている。
そして、剣山にしか咲かないという「キレンゲショウマ」が夏に咲く。
絶滅危惧種のクマガイソウも以前はあったが今はどうなったか心配だ!
また、この園内入り口には50メートル以上にもなるメタセコイアの木があり、1年間に約1メートルも伸びているという。「人間やっぱり夢はもたなければあかん!」
先生また逢いに行きますね!そして、あの石碑読みに行きます!
場所は神山町上分川又地区から川又郵便局を越えてから左に橋を渡ると案内がでている。