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ひとりごと

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私のゆったり生活

彼岸花(曼珠沙華)

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 秋の彼岸頃に咲くことから名前が付いた花。
 彼岸花はマンジュシャゲ(曼珠沙華=「美しい赤花」の意)、「ユウレイバナ」とか「シビトバナ」、「ハカバナ」、「カジバナ」など他数の呼び名がある。決していい呼び方ではない!
 9月初旬頃、茎だけが地面から顔を出し、秋の彼岸(9月下旬)頃に花を咲かし、10月頃、花・茎が枯れ、球根から直接葉が出てくる。
彼岸花(曼珠沙華)_c0078592_1265765.jpg
 その時にデンプンを作り、作った栄養分を球根にためこむらしい。春頃、葉が枯れる。地面には何も無い、地下の球根だけの状態で、秋の彼岸頃、そしてまた花が咲く・・・
 球根の芯の部分にはリコリン、セキサニンなどのアルカロイド=有毒物質が含まれいる。

 球根には大量のデンプンが含まれており、水にさらす等して毒抜きをすれば食べることもできると言われているが・・・???ちょっと私は不気味で怖い。
 昔は実際に食用として使われていたという話もあり、特に毒のために人間以外の生物が食さなかったことから、飢饉時の非常食として用いられたとされる。この彼岸花は、種子を風や動物が運ぶ植物ではなく球根の分球による繁殖によるために人間の生活圏外へは広がらず、そのため、現在では田んぼのあぜ道や川の土手、墓地等、人間の生活圏内にのみに自生している。
彼岸花(曼珠沙華)_c0078592_1334697.jpg
 讃岐の東讃はめっきり秋を向え、車で走らせているとあちこちに、あの独特な異様な花が咲いていた。 彼岸花には白い色の花もあるようで、讃岐うどんの牟礼にあるうどん本陣山田家で昨年見る事が出来た。 今年もまた・・・
by mitikusak | 2007-09-23 23:37 | はな紀行

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