ムクロジュ(無患樹)
果実はお正月の羽根付き・お数珠に使います。
珠数は連珠、念珠とも呼ばれ、また数珠とも表記されます。
珠数の発祥は遠くインドで、インドのとある国の王が国の混乱を治めるために、お釈迦様にその方法を尋ねたところ、ムクロジュの実108個を連にして常に身に付けて、日々の行動に節度を持って生活し、謙虚な気持ちで人に接するように、とお答えになりました。
すると国の混乱は治まり、平和な状態が続いたと言われております。
珠数は御守りとして生まれ、その形は変わり仏具として使われるようになりましたが、
今でも珠数を手に掛けると自然と手をあわせ、心が静かな状態なるのは不思議です。
実は丁度、銀杏の様に今頃10月中旬から落ちはじめます!
常光寺の境内にはこのムクロジュの木があり、毎年実をつけるのですが、
残念な事に今年は少ししか実をつけていませんでした!(; ;)ホロホロ