色鉛筆画家の川上和彦さん
三好町昼間で重い難病に苦しむ一人の青年が車いすでの生活をしながら、日常生活の様子を夫婦と介助犬のたんぽぽ号との2人三脚で、色鉛筆画を描きながら力強く生活している。
高校時代を陸上部ですごし、大学1年生になり突然視力が低下、それが「多発性硬化症」の始まりだったのでという。この病気、今だ原因は不明だという!
医者にこれ以上悪くはならないと安心していた矢先、彼は私が障害にあった同じ2001年に、以前から患っていた脊髄に、34歳という若さで大きな再発を起こし、胸から下が完全にマヒしてしまったという。医者からも回復の見込みはないと見放され、車いすの人生を送ることになる。そして、リハビリ病院に入退院を繰り返しながら、02年9月に徳島に帰ってきたという。
ふさぎこんだいた川上さんを救ったのが、奥さんと子供さんが誕生日に贈ってくれた24色の色鉛筆とスケッチブックだったらしい。もらった時思った事、それは「なんで色鉛筆やねん!」だったとか!もらった色鉛筆で目の前にあった食べ物例えばみかんや薬の瓶等を描くようになったという。
カフェ内に飾れれてある色鉛筆画は、どの作品も見事な柔らかなタッチの色鉛筆画。それはまるで本物そっくりに描かれていた。彼の描いた見事な絵と、その絵に書かれた言葉は奥様の優しい気持ちが添えられ、本当にこころ温まる絵葉書として販売されている。
今回、私がここを訪れた訳、それは、昨年12月にアスティ徳島で開かれた「ハート&アートとくしま展」に、彼も作品を出されていたので、一目お会いしてみたいと思って出かけていた。
2月5日(土)14時、彼と介助犬の「たんぽぽ」号が、この店に訪れるとオーナーの方からお話があった。
その時のに、たんぽぽ号がどのようにして川上さんを介助しているのか見れるらしい。私も来られるようであればぜひ来てお話をしたいと思う。
店名 カフェギャラリー パパラギ
住所 三好郡東みよし町加茂1781
電話 0883-82-1717
定休日 第3月曜日
営業時間 8:30~20:30(L.O)
ランチ営業、日曜営業