阿波の土柱
この 「阿波の土柱」は千帽子山・高歩頂山・円山にまたがる日本随一の奇勝で、風雨の侵蝕で削り取られてできた切り立つ断崖の連続は、圧倒的な景観美を誇っていたのいうことで、1934年(昭和9年)5月1日に国の天然記念物に指定され、とくしま88景に選定された。
阿波のサービスエリアから歩いて訪れてみた。
最も大きいものは波濤嶽(はとうがたけ)と名付けられ、高さ10m前後の柱が南北約90m、東西約50mの範囲に多数立っているという。波濤嶽のほか橘嶽・筵嶽・不老嶽・燈篭嶽の5嶽から構成されている。
今この波濤嶽が草木が生え危機に陥っているという。
以前の圧倒的な景観美を誇っていたという景観も少なくなったように思える。
そのせいか地域のお店も静まり、観光客も疎らで訪れる車も少なかった。