近所で見つけた花達
「どうだんつつじ」
花がつぼみからぽこっと咲き出すところがかわいらしい壷形の花で、枝分かれする形が「燈台」に似ていることから「とうだいつつじ」になり、さらに次第に変化していって「どうだんつつじ」になったらしいといわれている。花の形からギリシャ語の「enkyos(妊娠する) + anthos(花)」が語源で、「膨らんだ花」を意味するらしい。秋には葉が紅葉しとてもきれいである。
「木香薔薇(もっこうばら)」
「木香茨」とも書く
4月から5月頃に咲き、八重咲き花はいい香りがするので、ここから花の名前「木香」は名が付いたと言われている。 枝には、薔薇特有のとげがなく垣根などにも使われたりしているのを見かける。
「藤」
紫色の花が、幹の方から先端に向かって 咲き進み、蔓(つる)は他の木などに「右巻き」に巻きつく。
(これに似ている「山藤(やまふじ)」は「左巻き」に巻きつくらしい) 2mぐらいの長さの蔓になることもある。
近所のパン屋さん(今はもうお店を閉じてしていない)の東隣で藤棚が造られて今年も見事に花を咲かせていた。