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ひとりごと

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私のゆったり生活

三味線餅つき

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1. うれし 目出度 あの若松様は
   枝も栄える よほほい 葉しげる
   おもしろや 祝いの ヒョータンじゃ
2. 裏え出てみりゃ 茗荷や 蕗や
   茗荷 目出度や ヨホホイ 蕗繁昌
   おもしろや 祝いの ヒョータンじゃ
3. 阿波で生まれて 讃岐で住めば
   うずら鳥かよ ヨホホイ 阿波恋し
   おもしろや 祝いの ヒョータンじゃ

    : 
   オシャンシャンのシャン
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三味線餅つき_c0078592_2336074.jpg
 江戸時代、旧脇町が阿波藍(あわあい)で栄えた頃、豪商たちが年の暮れに芸者に三味線をひかせて、唄を歌わせ、カネ、太鼓等の鳴り物にあわせて正月用のもちをつかせたのが始まりといわれている。昭和47年、旧脇町が無形民俗文化財に指定し、美馬市となった現在も官公庁仕事納めの日に美馬市役所前で一般公開をして保存に努めており、こうやって小さな子供たちに三味線を教えているようだ。
 歌は長く、クライマックスに見せる杵取りとつき手の絶妙なタイミングとスピード感は、見る者を惹きつけるものがある。
 三味線もちつきは市内外の公共施設や福祉施設等の行事、祝い事、物産展や交流会などや多くの催しに参加して、現在、三味線もちつきは、「井内組」、「北崎組」、「うだつ」の3つの組によって行われており、伝統文化の継承と発展に力を注いでいるようだ。
 徳島県美馬市の無形文化財となっている三味線もちつきの開公式がうだつの町脇町の映画館「オデオン座」の前の空き地で園児を中心に行われた。
 丁度この場に出くわした私はしばらく眺めていたが、アッと言う間にお餅は搗き上がり、取材に来ていた記者たちもその様子をカメラに収めると帰って行った。
by mitikusak | 2009-06-14 00:59 | 今日のお気に入り

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