企画展 藍染めの表象
今、徳島の藍染めのシンボルといえる藍の起こりを、この文化の森イベントホール企画展示室で誰にも解りやすく展示し、長く培われてきた藍染めの多様性を紹介している。
観覧料 大人200円、高校・大学生100円(高齢者(65歳以上と障害者割引がある)
期間10月5日(火)~11月7日(日)
午前9時30分~午後5時
休刊日 月曜となっているが、11日の祝日なので平日の通り営業するが、変わって12日(火)が休刊日となる
そして今回は、全国各地で花開いた藍染めに、徳島の藍が欠かせないものであったことを私も思い起こされた。
入場券を買い、会場に入るとすぐ葵紋の重要文化財の小袖(複製)が掛けられており、葵の紋が重々しく感じ取られてきた。
展示構成として藍の生産の変遷、藍染めの表象(絹と藍、絞り、筒袖、紬、型染め・縞・特別な衣装、布への愛着)、琉球藍の染織と分けられており、足を止めてみている方も多くいた。
特に私が気に入ったのは木綿地藍鯉の滝登り図着物だった。まるで鯉が滝を登っているかのようだ。藍染めでこんなに見事に表現できるなんて、なんて素晴らしいことだろう。