善通寺の涅槃桜
御影堂の裏手の庭に12本程あり、参拝客をいい香りの桜が出迎えている。
日当たりのいい大木は満開となって、顔を近づけると桜餅のような香りがした。
残りももうすぐ咲き揃いそうだ。
この涅槃桜、弘法大師の生誕1200年祭が催された1973年、愛媛県新居浜市内の寺院から贈られたそうだ。
その後26年の時を経て順調に育っている。
この桜は、彼岸桜の一種で、釈迦が涅槃(入滅)した季節に咲くことからその名が付けられたという。
総本山善通寺のお寺では涅槃桜が今満開となり、大勢のお遍路さんの声が境内のあちこちで響いていた。