出石での思い出
酒蔵は赤い土壁が長い年月を経て、まるで人の表情をしているように豊かな味わいをみせている。壁を這う蔦が散策絵図と比べると怖いくらいに育っているのが、私にはなんだか気味悪く思えてきた。知らず知らずに涙が流れて来た。
出石の町は碁盤の目のようになっており出石城から北に大手前通りがあり、内町通り、八木通り、本町通りとなって辰鼓楼辺りがもっともにぎやかな感じがした。
その中でも「出石手打ち皿そば大門」の前でわさびを売っているお兄さん!
頭に手ぬぐいをかぶり、ひょうきんな言葉でお客さんの足を止めていた。
ここのお店はそば茶のサービスを観光客にしているのだが、
「今日の2番目に美味しいお茶を入れました~!私が入れました~!一番美味しいお茶はさっき売り切れました~!」「わさび400円!まけられません!400円~!」
あまりにも面白い声かけの連続に私も足を止め、カメラでパチリ!
他のお客さんも彼の言葉が面白いので思わず振り向き、足を止め相手をしていた。
「田吾作」ではぼた餅を抹茶とセットで注文(500円)!
古民家を改装したこの店は、奥には囲炉裏の間も造られており、ゆったりできる時間が取れる。
ご主人が農業を営んでいるだけに、米作りに対するご主人の心構えも書かれ、「ぼた餅」に使われている米には自信があるようだ。実際本当に美味しい。
「田吾作」のぼた餅と抹茶セット500円
「喫茶花水木」ではこだわり手作りアイスをセットで売っていた!
その中にそばアイスがあったが、630円と値段も少し高く、
味がどんな味がするのか不安だったのでパスすることにした!